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第3回 「坪・尺・間」など面積や長さを表す単位の基礎知識

物件を購入する時や建物を建てる時、「土地40坪」「1間のスペース」などといった表記や文言をよく見かけるのではないでしょうか。
これらは日常であまり馴染みのない「尺貫法」という表記で、面積や長さをイメージしづらい人も多いかもしれません。
今回は尺貫法にまつわる歴史や寸法の目安などを記載します。

尺貫法の歴史

尺貫法とは、中国を起源とする日本古来の計量法のことで、日本では古くから尺貫法が使われていました。長さや面積などを表す単位として用いられ、長さ=尺、質量=貫、体積=升と定義されています。中国、朝鮮半島を経て伝わった「尺貫法」ですが、時とともに基準や単位は少しづつ変わっていったようです。

これを問題と考え、単位統一に動いたのが天下人の豊臣秀吉でした。豊臣秀吉は、租税賦課の基礎条件を明確にすることを目的に、1582年から1598年にかけ、全国的な「太閤検地」を行います。この時、従来貫高で示されていた田畑を石高(生産高)で示すように改めたことから「天正の石直し」とも言われています。
この「太閤検地尺」を用いて地方によって異なっていた長さの基準も、現在の約30.3mmを1寸、現在の約303mmを1尺として統一しました。長く使用されていた尺貫法ですが、1891年に度量衡法が制定されて以降、1958年までは現在のメートル法と併用されていました。

第二次世界大戦後、1951年に制定された計量法により尺貫法は1959年に廃止となり、1966年には証明や取引では尺貫法が禁止されました。それでも「1間」「1坪」などの単位は現在でもよく目にしますよね。

良く耳にする京間と江戸間とは?

京都では室町時代に武家屋敷に畳を敷く座敷が普及し、畳のサイズを元に柱を設置し、部屋の大きさを決めていく畳割という方法が一般的でした。

それに対して江戸時代には畳が庶民の家にも広まり、関東圏では柱と柱の間の長さに畳を合わせる柱割という方法をとっていたことから寸法に違いが生まれました。現代では江戸間の1間を元にした寸法が主流となっています。


<とても大事なこと>
面積(㎡)を坪数に変換するには、以下のような計算をします。
面積(㎡)×0.3025=坪数となります。
その逆で、坪数を㎡に変換するには、坪数を0.3025で割ります。