積極的に行おう 「湿気対策!!」
間もなく梅雨の季節。この時期に多くの物件で発生するのが「カビ」によるトラブル。
退去時には修繕や特別な清掃が必要ですが、国交省のガイドラインではカビの原状回復を一律に借主責任とはしていません。室内のカビ・シミについては「通常の使用による損耗を超えると判断されることが多い」(=借主責任)とするものの、その条件を「結露が発生しているにも関わらず、拭き取るなどの手入れを怠り、壁等を腐食させた場合」「通常の掃除を怠ったことによって、特別の清掃をしなければ除去できないカビ等の汚損を生じさせた場合」とし、酷い状態でない限りカビの原状回復責任は借主にはない、という考え方なのです。
そこで貸主も積極的に湿気対策を行っていくことが大切!まず単純に室内の湿度を下げるなら除湿器が効果的。「除湿器の貸出し」はお手軽でオススメの方法です。湿気の溜まりやすい脱衣所や洗面所では、カビ発生のリスクを減らすことが期待できます。
また、カビの発生源となりやすいエアコンの清掃も重要。例えば年に1度、クリーニングを入れるサービスも一つのアイデアです。
さらにリフォームのタイミングでできる対策としては調湿機能付きクロス・壁材・建材の導入があります。最近では特殊な加工で調湿機能を持つクロスがありますし、費用に余裕があれば併せてエコカラット(LIXIL社)などの建材を導入すれば効果的。更に見た目もおしゃれで空室対策にも!
カビ対策は不動産の資産価値を守るだけでなく、入居者の満足度を高めて長期入居にもつながります。ぜひ積極的に行いましょう。
賃貸不動産管理のプロ 「賃貸不動産経営管理士」
最近新たに注目されている資格「賃貸不動産経営管理士」。賃貸不動産を取り巻く環境が大きく変わる近年、「賃貸不動産を適正に管理できるプロフェッショナル」を育成するため「日本賃貸住宅管理協会」「全国宅地建物取引業協会連合会(ハトのマーク)」「全日本不動産協議会(うさぎのマーク)」の3団体で構成された「賃貸不動産経営管理士協議会」によって創設された資格制度です。
賃貸募集から契約などの実務に関する事から、管理業務の受託、建物・設備管理、賃貸業に関わる税金・保険、賃貸管理の社会的状況など、幅広い知識が求められ、賃貸不動産管理業者だけでなく、資産運用の提案を行う金融関係者、トラブル解決に取り組む士業の方、そして家主や不動産投資を検討されている方も身に付ければ大変有益な内容です。
2019年度の受験者数は23,605人、合格者は8,698人(合格率36・8%)となっており、合格者の最高年齢は84歳、最年少は15歳でした。ちなみに一昨年、2018年度は受験者数18,488人、合格者数9,379人(合格率50.7%)で難易度が上がっているのがわかります。さらに2020年度からは試験問題が10問増え50問に。国家資格化に向けて着々と準備が進んでいることがうかがえます。
今年の試験は11月15日(合格発表は来年1月予定)です。自身の不動産を守るための知識を身に付けるチャンスです。ぜひチャレンジしてみてください。
私たちがご案内いたします!
《賃貸営業》
畑中 泰子
Taiko hatanaka
出身地:北海道函館市
趣 味:お風呂、サウナ、音楽鑑賞、映画鑑賞
海と山、温泉、温暖な気候、アクセスの良さなどが魅力の熱海。日常を離れ、穏やかなリゾートライフを過ごしていただきたいです!
《賃貸営業》
飯田 裕介
Yusuke Iida
出身地:静岡県熱海市
趣 味:ドライブ、旅行、映画、TOEIC910点
素敵な住まい探しのお供をさせていただく中で、お客様に熱海を好きになっていただけたら幸いです。
《似顔絵:ラスカ熱海店 営業事務 高橋 作》
お問合せ先
熱海駅前店 賃貸部直通
0557-82-1811
営業時間:9:00~20:00
定休日:年中無休(年末年始を除く)
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