「熱海ロイヤルタイムズ」熱海駅前の不動産会社が運営する地域密着不動産WEBマガジン

熱海に根付き、熱海と共に生きていく熱海人。その方ならではの目線で見る熱海についてお話を伺い、様々な角度から新たな魅力をお届けし、熱海をもっと好きになっていただく企画です。

第3回は熱海に新しい遊びの楽しみを提案し、街の活性化や観光促進に尽力する「エイペックス・スポーツ株式会社」の代表取締役、加藤さんです。スポーツで熱海の街を豊かにする、その手腕を伺いました。

スポーツの力が呼び起こす街の活性化と観光促進

今回、取材させていただいた「エイペックス・スポーツ株式会社」は陸海空すべての分野で新しい遊びを提案し、心からの楽しさと、大きな笑顔を生み出す事業を展開している会社です。

具体的には、各種スクールやレンタル、スポーツ体験やイベントの企画・運営、またスポーツアトラクションの企画や製作・運営も手がけます。世界中に協力会社を持ち、機材やアイテムも安心・安全。これまでの既存のものではなく新しいアクティビティを提案し体験してもらえる機会を創っています。

創設当初は富士でアウトドアアトラクション事業を展開。カヌー、サップ、パラグライダー、スノーバイクなどの各種スクールを展開し、その知識やノウハウを提供するスクール事業が主ですが、その活動が街の活性化や観光の促進につながればとの思いと、熱海の持つポテンシャルの強さ、静岡デスティネーションキャンペーンの好機も重なり、一昨年より熱海でも、サンビーチにスポーツアトラクション「ウォーターパーク」を設置。例年以上に子どもたちの笑い声が聞こえる大人気のアトラクションとなりました。

２０１８年、巨大な台風でウォーターパークは壊滅的な被害を受けました。製造元の中国の工場と連携し、なんとかシーズン中に修復を遂げ再開。子どもたちの笑い声もいくらか戻ってきました。２０１９年、今夏は、その際の教訓をしっかりと受けとめ、よりパワーアップしたウォーターパークを企画中。これまで以上に子どもたちの笑い声が響くサンビーチになりそうです。

価値のある体験をするために

熱海市観光協会などの意向と協力もあり、昨年より、富士営業所、東京事務所に加え、熱海に本社を設置しました。それに伴い、さらに熱海の街を盛り上げるべく本格的な活動に乗り出しました。

指導するインストラクターはその分野でのプロや世界大会の優勝者が揃う遊びの達人。ただ遊ぶのではなく、その遊びやスポーツの知識もしっかり知ることで、楽しさが何倍にも膨らみます。

取材日も、風が強く気球が飛ばせない間、臨時の気球教室が始まりました。気球の構造、浮く仕組み、温度、気球の方向の変え方、燃料のガスについてなど、皆様、興味深く聞いていました。知ることで楽しさの真髄と醍醐味を存分に味わうことに繋がる、価値のある体験をすることができます。

熱海市との連携と本当の目的

エイペックススポーツの活動目的は、「陸海空の安心・安全な新しい遊びのノウハウを地域に落とし込み、街に新たな楽しさを生み出し、多くの方に楽しんでいただくことで、より多くの方に熱海に来ていただくことだ」という加藤さん。

街自体がしっかりとしたノウハウを持ち、いずれは多くのイベントを企画できるように、今は熱海市とタッグを組んで色々なアイデアを具現化しています。熱気球はその中でも、熱海サンビーチのシンボルとなるべく存在感を放ちます。

日曜の朝８時のサンビーチは散歩やランニングをする地元やリゾート利用の方の姿がいつもの風景。取材日のこの日は、普段ならまだ旅館やホテルに滞在しているたくさんの観光客が熱気球の乗船に列を作っていました。砂浜に横たわる熱気球に目をやり足を止める歩行者も多く、次第にサンビーチは多くの人で賑わいをみせ始めました。

加藤さんは「熱海はこれからもっと成長していく街だと確信しています。３００万人を超える観光客がいて、サンビーチや街で楽しめるアトラクションが増え、これまでにない体験ができれば、もっと人を呼び込むことができる。潜在的な力があります。」と無邪気な笑顔を見せてくれました。

ヘリコプターを飛ばしたい、スカイダイビングも企画したいなど、新たなビジョンを勢いよく話す加藤さん。体験している皆様の笑顔を見ることが本当の喜びであることが、会話の中やそれを見守る視線から強く伝わってきます。サンビーチに浮かぶ気球を背に、これからの熱海の未来に心強さと期待を抱く、楽しい時間となりました。

エイペックス・スポーツ株式会社
静岡県熱海市渚町10-9　菊川会館2F
電話番号：0557-55-7505
https://apexsports.co.jp
各種アクテビティやイベント、ウォーターパークなどについてはHPをご覧ください！