希少で珍しい近海魚も味わえる 活気溢れる創作和食店。
熱海駅から仲見世商店街を抜けなだらかに坂を下る途中に様々な商店が立ち並ぶ咲見町。弊社でも取引のある〝咲見町ハイツ〟の１階に構えるお店「バルバル熱海」をご紹介します。今年の５月１日に新規オープンしたばかりの創作和食のお店で、代表の小川さんはなんと33歳の若さ。料理長の茅花さんと店長の海老名さんの３人で「熱海でお店をやろう！」と一心発起。脱サラし都内から熱海に移住。半年かけて準備したのち「バルバル熱海」をオープンしました。
「週に２〜３回、朝の４時に沼津まで魚を仕入れに行きます。マグロは１本で買ってくるんですよ。」と小川さん。東京でのサラリーマンの頃とは全く違う時間が流れているのでは？ と伺うと「全く違います。毎日がとても充実していて楽しいです。」と瞳の輝きが印象的でした。お客様は、観光客に加え地元の方にも多く来店していただくようで、最近ではお弁当の仕出しも頼まれるとのこと。じっくりと地域に浸透し、愛されるお店になっているのが伺えます。
こちらでは近海の魚がメインの創作和食がいただけます。昼は定食、夜はアラカルト。お魚がメインとはいえ、お肉の料理もあり味も本格的。定食だけでなく単品、ハーフサイズ、ベビーフードまである心遣いが有難いです。夜は居酒屋のような雰囲気になるので、仕事帰りに気軽に立ち寄ることができます。
取材日の〝本日のおすすめ〟には、鱧の天ぷらや炙り、ジンダコの唐揚げなど希少で珍しい１品も。あまり知られていない魚の料理も積極的に開発し「仲買人の方に色々教えていただきながら仕入れています。」という料理長。最近ではマンボウやメヒカリなどの深海魚や、珍しい美味しい魚も楽しめます。
そしてお酒はビール、日本酒、焼酎、ワイン、カクテル、泡盛まで揃い、種類が豊富。飲み放題もあります。一番の注目はハブ酒。ショット８００円、ハイボール１０００円。熱海でハブ酒をいただけるのはこちらだけではないでしょうか。客席はテーブル席で約30席。地元の方に愛されるお店になれたら嬉しいと話す小川さんを筆頭に、明るく活気のあるスタッフから笑顔と元気をもらえる、おすすめの新店です。
ハブ酒
ショット 800円
ハイボール 1000円
店頭のレジ横で存在感を放っています。口を開けたハブと13種類のハーブが入った滋養強壮にオススメの１杯！
今回は、お店のおすすめ料理を４品いただきました。まず驚いたのは価格の安さ。お魚が苦手な方にも食べていただけるローストビーフはお店でじっくり焼きタレも自家製。鮮やかな野菜と一緒にいただきます。お寿司やATAMI丼はご覧の通りその新鮮さにネタが光り、魚の上品な脂が広がる美味しさです。そして、最近テレビなどでも多くとりあげられているというウツボ。その唐揚げは、皮にコラーゲンがたっぷりあるそうで女子には嬉しい１品。揚げ物ですがしつこくなく、ウツボの風味もしっかりと味わうことができます。「次回はこれを食べたい！」と予定を立てたくなるほど、バラエティーに富んだメニューです。
Shop info
料理長 茅花さん
代表 小川さん
バルバルATAMI
TEL : 0557-48-6062
熱海市咲見町7-48咲見町ハイツ101
ランチ 11：00～14：00
ディナー 18：00～22：00（L.O.21：30）
不定休
http://barbaratami.jp/