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海の眺望・温泉・プール・・・ 熱海のリゾートマンションの特徴をご紹介!

熱海市内には100棟以上のリゾートマンションが建築されています。
全国的にみてもこれだけリゾートマンションが密集するエリアはほとんどありません。
旅行に来て熱海に住みたいと思った方、老後は海の見える場所でのんびり暮らしたいとお考えの方へ、熱海のリゾートマンションがどのようなものかまとめてみました。

リゾートマンションとは?

海の近くや避暑地などのリゾート地に建つマンションです。温泉大浴場やプール、テニスコートなど共用施設が充実していることが多いのが特徴です。セカンドハウス利用を目的として建てられているため、ワンルームや40㎡前後のコンパクトな間取りのお部屋や、70㎡以上の比較的広めのお部屋でもリビングが広く、部屋数の少ない1LDKや2LDKの間取りが多くなっています。
周辺にスーパーやコンビニ、病院や学校などの生活に必要な店舗や施設がないところもありますので、定住を視野に入れる場合は、周辺環境や交通の便を考慮する必要があります。

海の眺望を楽しめるマンションが数多くあります
家族で楽しめるプール付きのマンションも

リゾートマンションにはどんな施設があるの?

熱海市内の9割以上のマンションには共用部に温泉大浴場があります。その他、屋外・屋内プール、ゲストルーム、アスレチックルームやカラオケルーム、ライブラリーなどさまざまな施設があります。少数ですが、レストランを併設しているマンションもあります。

熱海市内のマンションは温泉付が当たり前!?

熱海市内のほとんどのマンションには温泉があります。内湯の他にサウナやジャグジー、露天風呂のある大浴場もあります。多くのマンションは、毎月の管理費の中で温泉の維持管理をしています。そのため、普通のマンションに比べ毎月の管理費は高い傾向にあります。一方、室内の浴室に温泉が引かれているものは「戸別温泉」と呼ばれます。全体では数は少ないですが、蛇口をひねると自宅の浴室で温泉が楽しめる贅沢な環境も手に入れられるのです。

熱海のリゾートマンションを持つメリット

<海のある街に住む>
市内の多くのマンションはオーシャンビューで、熱海は東側に海があることから東向きや南東向きのお部屋が多いです。年に10回以上開催される「熱海海上花火大会」を鑑賞できるお部屋もあります。

<温暖な気候>
熱海は比較的温暖な気候で過ごしやすいです。東京都(中央区)の平均気温と比較した場合、冬は東京より約1.8度暖かく、夏は約1.1度涼しくなっています。雪はほとんど降りません。エアコンや暖房は必要ですが、過ごしやすさを感じる方も多いようです。

<温泉のある生活>
温泉の効能についてはさまざまですが、皮膚病や冷え性などに効果があったとの話もお聞きします。熱海に多い泉質の塩化物泉は身体がとても温まります。広い温泉大浴場に入ったら家のお風呂では物足りなくなります。

熱海の温泉を毎日楽しめる贅沢をぜひ感じてください

<都心からのアクセスの良さ>
熱海は東海道新幹線の停車駅でもあり、東京都内や横浜に自宅がある方は在来線でもアクセスが可能です。東京駅から熱海駅までは新幹線こだまで約45分です。思い立ったら来られる、帰れるという近さがセカンドハウスオーナーにとっては利用しやすいものになっています。

<熱海からアクセスできるさまざまな周辺エリア>
箱根や伊東、伊豆高原など近隣のリゾート地や三島や沼津、小田原などさまざまな街へ1時間以内でアクセス可能です。今日は沼津港へ新鮮な刺身を食べに、明日は箱根の温泉へとさまざまな楽しみが広がります。

熱海市内のリゾートマンションの変遷

熱海市内のリゾートマンションで最も古い建物は昭和35年(1960年)築の「熱海アビタシオン1号棟」です。全国で最も古いリゾートマンションとも言われています。伊豆山の高台に建ち海の眺めの良いマンションです。現在主流の温泉大浴場付ではなく、各お部屋に温泉が引込みされている「戸別温泉」付のマンションです。
その後、昭和50年(1975年)前後に熱海駅周辺に多くのリゾートマンションが建築されました。代表的なマンションとしては熱海駅徒歩5分の春日町にある「熱海プラザ」や「熱海スカイハイツ」、海光町の「熱海サニーハイツ」や「熱海クリフサイド」、咲見町の「熱海咲見町ハイツ」などです。これらのマンションはまもなく築後50年が経過しようとしていますが、立地が良いため今でも売買や賃貸の取引が頻繁に行われています。
平成初期には駅まで徒歩10分以上の立地に数多くのリゾートマンションが建築されました。熱海は平坦な土地が少ないため、伊豆山や熱海駅山手の高台に多くのマンションが建築されました。山の斜面を利用して建築された斜めに動く斜行エレベーター付のマンションはこの時期に建築されています。(斜行エレベーター付のマンション「熱海パサニアクラブ」、「ラ・ヴィ熱海」、「サンヴェール熱海伊豆山」、「ドメーヌ熱海伊豆山」は平成初期の建築です。)当時の分譲価格は1億円を超えているものも多く、景気の良い時代が反映されているかのようにマンションの管理費等合計額が毎月7~8万円以上と高額なお部屋もあります。

最も古いリゾートマンションと言われている
「熱海アビタシオン1号棟」(中央)
平成29年築の「ザ・クレストタワー熱海」

その後、閉業したホテルの跡地などにマンションが建築されていますが、相対的に数が少ない為、築20年以内のマンションでもこのエリアの市場では比較的新しく、立地や眺望の良い部屋が売却に出ると分譲価格を上回る高い金額でも取引が成立している状況です。
平成29年築の駅前のタワーマンション「ザ・クレストタワー熱海」や東海岸町の「ザ・パームショア熱海」を最後に市内で建築されたリゾートマンションはありません。

リゾートマンションQ&A

Q.リゾートマンションなので定住(常駐)できませんか?

A.リゾートマンションといっても使い方をセカンドハウス利用に限定している訳ではありません。地元の方はもちろん、熱海に移住するために購入される方もいます。

Q.定住(常駐)している方はどのくらいいますか?

A.マンションの立地や部屋の間取り(広さ)にもよりますが、熱海駅周辺にあるマンションは3割程度が定住のようです。残りのオーナーは都内など都市部に自宅のある方が、セカンドハウスとして利用されています。

Q.ペットの飼育はできますか?

A.ペットについてはマンションの管理規約により定められています。飼育不可としているマンションもあれば、管理規約(飼育細則等)により大きさや頭数の条件を設けて可能としているところなどさまざまです。

Q.将来利用しなくなった場合、売れないのではないかと心配です。

A.熱海市内のリゾートマンションは比較的管理状態が良く、共用部の外観、内装ともに綺麗に維持されているものが多い印象です。大規模修繕工事なども、組合の計画に基づいて実施されています。立地や眺望、室内の状況にもよりますが、買主にとって購入する魅力が維持できているかどうかが大切です。利用頻度が減り、メンテナンスが行き届かなくなる前に売却を検討することをおすすめします。