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熱海市内の水利を深堀り!

温暖な熱海も冬季はストーブなどの暖房器具を使用する機会が多くなります。ちょっとした不注意により大切な命や財産を失うことのないように、今号では、熱海市内における水利(消火活動を行う際の施設)について情報を“深堀り”発信したいと思います。

まず、火災が発生すると消火活動には大量の水が必要になります。河川や海などが近くにない場所には、あらかじめ消防用水を貯めておくための設備や、水道水を有効活用するための設備が各所に配置されています。

防火水槽

消防用水を貯めておくための貯水設備です。公園や道路に消防が消火のために使用する水を貯蔵する水槽です。常時40㎥以上貯水しているなどの基準があります。

消火栓(地上式)

地面から突き出て設置されているため、すぐにホースを接続して利用が可能です。一方で最近は歩行者や自動車との接触事故などもあるようです。視認性が高いので街を歩いているとすぐに見つける事が出来ます。黄色で目立つので皆様も探してみて下さい。

消火栓(地下式)

地上式が地面から突き出て設置されているのに対し、こちらの地下式は地面下に設置されていて使用時に蓋を開けてホースを接続します。 地下式は見た目がすっきりしており、歩行者の邪魔にならないなどの利点があります。

※あつおデザインマンホールは市内に約45か所設置されています。(令和7年2月現在)

まずは皆さまがお住まいの最寄りの水利を見つけてみて下さい。万が一の際にそれが非常に役に立ちます。防火意識が高まり、安全・安心した生活と、火災被害の食い止め・軽減に少しでもお役に立てれば幸いです。