「熱海ロイヤルタイムズ」熱海駅前の不動産会社が運営する地域密着不動産WEBマガジン

ラーメンの魅力に取り憑かれて20年以上。年間150杯のラーメンを食し、自宅で麺、スープ作りまで行うロイヤルリゾートきってのラーメン通、売買営業内田。
最高の一杯を追い求め続け、日々ラーメンの見聞を広めるために奮闘する男が「これは一味も二味も違う！」と唸った至極のラーメン4杯をご紹介します。

元祖とんこつ久留米ラーメン福ヤ 熱海店

がんそとんこつくるめらーめん ふくや あたみてん

熱海 銀座町

食感を楽しむ、あっさり九州豚骨ラーメン

豚骨スープのとろみ(ゼラチン質)が感じられる、本物の九州系。久留米ラーメンは博多より麺が太め。低加水の細ストレート麺は「バリカタ」よりも「ハリガネ」の方が、食感が楽しく 感じられました。

九州系定番の具であるネギはもちろん、豚の背脂の揚げ焼きの「カリッ!ジュワッ!」とした食感も印象的。紅生姜は良いアクセントになり、味が引き締まります。熱海エリアで本格的な九州豚骨ラーメンが食べられる貴重なお店です。

麺の蔵

めんのくら

湯河原中央一丁目

バランスが最高！力強い味噌ラーメン

麺・スープ・具一つひとつを見ると強いインパクトがありますが、全てがバランスよく一体となった一杯。麺は立派な太麺、低加水でスープとよく絡むつくり。スープは合わせ味噌をベースに、にんにく・生姜の風味を感じる力強い味。何よりも麺とスープのバランスが絶妙。豚バラチャーシューはタレがよくしみ込んで、箸で簡単に切れる柔らかさ。「完まくこそ（スープまで飲み干すこと）旨いラーメンの証」であることを再認識。無事「完まく」しました！

鈴福

すずふく

三島 安久

味噌の奥深さが引き立つ一杯

麺は中太ちぢれでスープとの相性が◎。特筆すべきは味噌スープの奥深さ。「特辛」とありますが、いやな辛さは全く感じず、味噌を引き立てスープに深みを与える唐辛子の風味が印象的。

具の野菜も火が通されていて、さまざまな「旨味」が折り重なり、見事に調和している一杯でした。また、別で注文した「味玉」は醤油ダレにじっくり漬け込まれた一品。箸休めにおススメです。

菊壱

きくいち

箱根 仙石原

「旨辛い」の最高峰坦々麺

当エリアでパンチあるカラシビ系に出会えて幸せです。小田原系坦々麺の名店「四川」で経験を積まれたご主人。現在は御子息が厨房を担当します。今回は最辛の「五十番」を麺大盛りでいただきました。五十番を完食すると店内に名前が掲示されます。豆板醤、粉唐辛子、豚そぼろ、ニンニクなど、三十番以上はハバネロも入ります。流儀として、この系統のスープはライスを絡ませて完まくです。一杯で二度楽しめる、だからカラシビ系はやめられない。